- 家がモノで散らかっている人
- 家をきれいにしたけど、きれいにならない人
- 家をきれいにしても、すぐに戻ってしまう人
皆さん、家をきれいにしていますか?
モノを散らかしたり、ほこりが散らかっている方も多いのではないでしょうか?
私も以前は掃除が苦手でした。
足の踏み場がない位、部屋が散らかっていました。
ですが今は、きれいな家になっています。
掃除する基本の5Sを学んで、実行できるように「仕組み化」したからです。
今回は、家をきれいにするための5Sの具体的な方法を紹介します。
この記事を読んで5Sを実行すれば、きれいな家を手に入れることができます。
5Sとは

5Sとは、「職場や現場で使われる、現場環境を維持するスローガン」です。
簡単に言うと、「きれいにする方針」です。
「家をきれいにする」といっても、人によってキレイの感じ方が違います。
そこでキレイにするための行動ルールを決めて、ルール通りに掃除をしましょうということです。
5つのルールがあり、それぞれの頭文字Sがあることから5Sと呼ばれています。
- 整理 Seiri
- 整頓 Seiton
- 清掃 Seisou
- 清潔 Seiketsu
- 習慣(しつけ) Syukan
今回は、家に使える5Sを紹介します。
家の整理

整理は掃除の基本
5Sの1番始めの整理とは、「モノを減らすこと」です。
皆さんの家にも、モノが散らかっているのではないでしょうか?
- テーブルの上に散らかったモノ
- 床の上に置かれたモノ
そもそもですが、モノがなければ、散らかることがありません。
そうなると、モノを片付ける必要がなくなります。
皆さんの家に何もなかった引越し当初は、キレイな家だったはずです。
片付けが苦手なら、モノを減らして、片付けしない仕組みを作りましょう。
モノを整理する基準を決める

モノを捨てると言われても、すべて捨てられないよ
こんな意見がある方も多いと思います。
その場合は、モノを整理する基準を決めてしまいましょう。
いつか使うかもしれないモノは1か月使わなかったら捨てる
皆さんの家に、いつか使うかもと思って残しているモノはありませんか?
- パジャマに使えそうなTシャツ
- 昔頑張っていたギター
- 最近使っていない化粧品
おそらくですが、この記事を読んだ後1ヵ月使わないなら、今後一生使う事はありません。
まずは、いつか使うかもと思ったモノを一度全部まとめてしまいましょう。
- 段ボールに一時的に全てまとめる
- 家の空いたスペースに全てまとめる
どちらの方法でも問題ありません。
1ヵ月間その状態で過ごして、必要なモノは取り出して元の位置に戻しましょう。
使わなかったら、全て捨てるモノです。
処分する時に、まとめて整理できるので簡単になります。
季節モノは1年使わなかったら捨てる

でも、夏に冬服捨てられないよ
今月使えないからといって、季節モノはすぐ捨ててしまうと後悔するかもしれません。
- 夏なのに冬服
- 夏なのにスノーボード
- 冬なのに水着
当然ですが、夏にスノーボードは使わないし、冬に水着を着る事はありません。
季節モノに関しては、一旦整理するモノとしてまとめて、1年使わなかったら捨てましょう。
捨てるのがもったいないなら現金化

せっかく買ったモノを捨てるなんてもったいない
「捨てるのがもったいない」と感じる方多いのではないでしょうか?
私も、せっかく買ったのでと思って残しておきたい気持ちはわかります。
ですが、それではいつまでたっても家はモノで溢れたままです。
そこでオススメなのが、モノを捨てるのではなく現金化することです。
メルカリやセカンドストリートで売ってしまいましょう。
いつか使うかもでまとめたことが役立ちます。
- 全てメルカリで出品
- 箱ごとセカンドストリートに持っていく
メルカリでは、1週間売れなかったらほぼ売れません。
1週間で売れなかったら、全てセカンドストリートに持っていきましょう。メルカリの出品停止はお忘れなく。
家の整理するモノの、より具体的な例はこちらの記事で書いています。

家の整頓

5Sの2番目の整頓とは「必要なものを、必要な時に、必要な分だけ取り出せるようにすること」です。
簡単に言うと、すぐにモノを取り出せる位置に整頓しましょうということです。
では、具体的にどのように整頓したら良いのでしょうか?
整頓の方法は2つです。
- モノの位置を決める
- モノを定位置化する
モノの位置を決める
モノを整理するために、モノの位置を決めましょう。

モノの位置は適当に決めるか
こういうのはダメです。
モノは使う場所が決まっています。
- 包丁はキッチン
- リモコンはテレビの前
- ハンコは玄関
すべてのモノは、使う位置が決まっています。
次に取り出しやすい方法にしましょう。
- モノを引っ掛けるようにする
- 引き出しの中を仕切りで区切る
ここで注意点は、引き出しの中にモノをたくさん詰め込まないことです。
- ごちゃごちゃしてモノをすぐに取り出せない
- 仕切りがなくて、周りのモノをどかして取る
こういうのはNGです。
引き出しの中を整理しましょう。
取り出しやすいようにしたら、戻しやすい位置になるはずです。
モノの定位置化する

モノの位置決めてどうすんの?
モノの位置が決まったら定位置化しましょう。
定位置化すると、常に置く場所が決まります。
モノの位置を知っているだけではダメです。
また、自分だけでなく家族も同じように戻せるように仕組み化しましょう。
- モノの位置にモノの名前を書く
- モノの位置を線で仕切る
モノを「どこに戻すか」がわかるようにすることが大切です。
家族もモノを元の位置に戻してくれるようになります。
モノの名前は消せるペンや付箋で書くと便利です。
家の整頓に関してもっと詳しく知りたい方はコチラ

家の清掃

5Sの3番目、清掃とは「身の回りのモノを常にきれいにしておくこと」です。
簡単に言うと、掃除することです。

じゃあ、掃除がんばるか
という気持ちだけではなく、常に清掃できるような仕組み作りが重要です。
具体的な仕組み作りは2つです。
- 常に清掃しやすくする
- 清掃のタイミングを決める
常に清掃しやすくする

掃除めんどくさいな
常に清掃できるように、清掃道具は使う位置にしましょう。
清掃道具を取りに行くまでの距離が遠いと、掃除をサボります。
- リビングにウェットティッシュ
- テレビの前にコロコロ
- 洗剤は使う場所
汚れを見たら、すぐに道具を取り出して清掃できるような状態にしましょう。
もちろん掃除道具は元の位置にすぐ戻します。
清掃の汚れ取りは、先手必勝です。
清掃のタイミングと場所を決める

掃除どこしたら迷うんだよな
「よし掃除をするぞ」と思っても、掃除を「いつ」「何をやるか」が決まっていないと、サボります。
明日頑張ろうになります。
具体的にいつ、何を掃除するかを決めましょう。
いつ掃除をするか
掃除はちょっとした隙間時間でやりましょう。
- 洗い物などを家事の後
- テレビのCM中
- お風呂が溜まるまでの間
どこを掃除するか
どこを掃除するかは、曜日ごとに場所も決めてしまいましょう。
- 月曜はクイックルワイパー
- 火曜はトイレ
- 水曜は洗面所
- 木曜は埃取り
- 金曜は掃除機
これは例ですが、どこを掃除するかをメモに書くようにしましょう。
家の清掃をもっと詳しく見たい方はコチラ

掃除グッズを知りたい方はコチラ

家の清潔

5Sの4番目、清潔とは「整理整頓清掃がされている状態を維持すること」です。
掃除は1回やっただけでそのまま放っておくと、また汚くなります。
清潔な状態を維持するためには、整理整頓清掃を繰り返し行っていく必要があります。
清潔な状態を維持すると言う気持ちではなく、維持するための仕組み作りをしましょう。
整理の維持のために、スペースを取るモノを買わない

整理された状態をどうやって維持するんだ?
モノを買うと、必ず置く場所が必要になります。
ですが、モノを買わないですべての生活をすると言うのは難しいです。
そこでモノでスペースを取らない方法に変えましょう。
- 書籍の電子化
- レンタルをうまく活用する
書籍の電子化
書籍を電子化すれば、スペースをとらず、掃除する時間がなくなります。
掃除に時間を取られないので、書籍を読むための時間が長くなります。
電子書籍でたくさん本を読むならKindle unlimitedがオススメです。
レンタルを活用
ほとんど使わないモノはレンタルをうまく活用しましょう。
- 結婚参列用のドレス
- 年に一回だけの趣味
結婚式参列用のドレスは、レンタルを使うことでスペースを取りません。
さらに、毎回違うドレスを試せる楽しさも手に入ります。
年に一回しか使わない趣味のためのモノを買わなければ、掃除する時間と無駄な出費を抑えることができます。
もちろん、一生使うドレスや、大好きな趣味は買うべきです。
ですが、使用頻度が少ない場合は、家にモノを増やさないためにレンタルを有効活用しましょう。
整頓の維持は戻しやすいかが重要

モノを整頓しても、場所変わっちゃうんだよな
整頓で物の定位置化をした後に、モノを取りやすいかだけでなく、モノを戻しやすいかを意識しましょう。
モノを使ったら、すぐに元の位置に戻せるようにしましょう。
モノを元の位置に戻さずに放置しておくのは、戻すのが面倒臭いからです。
モノを置いたままにするより戻した方が簡単なような状態が理想です。
家の清潔をもっと知りたい方はコチラ

家の掃除の習慣

5Sの最後は習慣です。
整理整頓清掃清潔を常に維持していくために、習慣づけることが必要です。
人間が何かを習慣づけるには、21日続けることが必要と言われています。
5Sをする習慣を21日間続けると習慣がつきます。
ですが、整理や整頓に関しては、21日間連続して行う必要はありません。
そこで、毎日家を清掃する習慣をつけましょう。
毎日の掃除は、1日5分できれば十分です。
1日5分掃除するだけで、きれいな家を維持することができます。
掃除する習慣をつけるための方法を紹介します。
毎日見える位置に今日やることのメモを貼る

掃除の場所に悩んで、めんどくさくて掃除しない
毎日必ず目に入る位置に、今日どこの掃除をするかのメモを貼ります。
- リビング
- カバンを置く場所
- タンスの上など
毎日どこの掃除するかがわかるだけで、どこを掃除済するかを考える必要がなくなります。
何をやったらいいかが分かるので、あとは5分間掃除をするだけです。
掃除をするタイミングは、自分の生活に合った時間にしましょう。
- 帰った後
- 洗い物の後
- 寝る前
タイミングと何をやるかがわかったら、音楽でも聞きながら掃除しましょう。
誰かと掃除することを約束する

自分との約束は続かないんだよな
人は誰かと約束をすると、約束を破らないようにがんばります。
「今日はどこどこを掃除する」と宣言することで、掃除をやらざるを得ない状況に追い込むことができます。
宣言する相手は誰でもいいです。
- 友人
- 家族
- TwitterなどのSNS
誰でもいいので、今日はどこどこを掃除すると宣言をしましょう。
あとはメモの通り掃除できたら、掃除したことを報告しましょう。
合わせて「明日はココを掃除する」と宣言すると、毎日掃除をできるようになります。
掃除をするために何かをやめる
毎日掃除をするためには、掃除をするための5分間何かやめる必要があります。
- 帰った後のソファーでごろごろする
- テレビのセンチを見る
- 寝る前のスマホ
なんでもいいので、毎日5分している「何か」をやめましょう。
予定がぎっしりの状態では新しいこと(掃除)をやる余裕がありません。
何か5分をやめて、キレイな家を手に入れましょう。
ご褒美を用意する

掃除の習慣がついたら、ご褒美欲しいな
習慣がついた21日後の自分に、ご褒美を用意しましょう。
ご褒美の用意は、習慣を始める前から予定しておきましょう。
後はご褒美に向けて毎日掃除をがんばりましょう。
ご褒美は普段よりちょっと豪華なものがオススメです。
- 外食
- デリバリー
- 旅行など
まずは21日後にご褒美の予定を入れて、そのご褒美に向けて継続をしましょう。
掃除の習慣についてもっと知りたい方はコチラ

5Sで必ず家はきれいになる

以上家の5Sをまとめました。
家の5Sの方法がわかったら、後は行動あるのみです。
わざわざ記事を検索して、読んでくれた皆さんであれば、きっと「家をきれい」にしたいと願っているはずです。
その気持ちと今回紹介したことをやれば、必ず家はきれいになります。
家をきれいにしたい動機は何でも構いません。
- 毎日きれいな家で過ごしたい
- 誰か来た時にきれいな家を見せたい
家をきれいにすることができるなれば、今までよりも自分に自信が持てるようになります。
きれいな家を手に入れて、できた自分を褒めてあげましょう。
皆さんのきれいな家づくりに、少しでもお役に立てれば幸いです。

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