- 夕飯を作る人を作ろうと思っている人
- 夕飯時間を短縮したい人
- 共働き子育て中で忙しい人
皆さん夕食毎日どのくらいの時間をかけて作ってますか?
「気付いたら1時間経ってた」なんて経験ある方も多いのではないしょうか?
どうせ同じ料理なら、短い時間で作れるようになりたいですよね。
今回は30分で1汁3菜を作るテクニックを紹介します。
30分でも手抜きに見えない料理ができますよ!
一汁三菜の内容

まず作るものから紹介します。
作るものの例は下記内容です。
すべて作れば一汁三菜の完成です。
- 味噌汁
- コンソメスープ
- 中華スープ
- ハンバーグ
- 唐揚げ
- 焼き魚
- 和え物
- ナムル
- 簡単な炒め物
30分で一汁三菜の考え方
30分で一汁三菜を作るための基本的な考え方としては、「長くかかるものから作る」ことです。
例えば、
- 漬ける
- 炊く
- 沸かす
- 煮る
など長くかかるものから始めます。
そして、もう一つは「放置しておけるものは放置する」です。
例えば、
- ゆでる
- レンジ
- 煮物
などは放置しておいて問題ないので放置します。
30分で一汁三菜の作業

米を炊く
では、実際の細かい内容を見ていきます。
まず、「米を炊く」ところから始めます。
米を炊くと、早くても30分程度かかりますので、米をといで「放置」しておきましょう。
お弁当作るなら、夜に米を炊いて朝にお弁当入れて、夜はそのままと言う形でもオッケーです。
面倒な時は「冷凍ご飯」「パックご飯」を使いましょう。
肉や魚を解凍する
続いて肉や魚の「解凍」に移ります。
私のように週1回しか買い出しをしない人は「冷凍」が基本です。
お肉や魚など、解凍に時間のかかるものは先に済ませておきましょう。
料理はじめは、レンジが必ず空いているので、放り込みましょう。
「生解凍」などレンジの仕様に合わせて使いましょう。
汁物を作る
その後に「汁物」に移ります。
汁物は「水を沸かす」のに時間がかかります。
沸かしている間に具材をカットして切ったら鍋に入れましょう。
鍋に入れず台所の周りに置いておくと邪魔なので、切ったらすぐに鍋に入れる方がいいです。
もし、料理に慣れていなくて切るのが遅い場合は「中火」でお湯を沸かすようにしましょう。
そうすると沸く時間が長いので、必然的に切る時間に余裕ができます。
具材をしっかり温める間は「弱火」にしましょう。
弱火なら放置していても沸騰して慌てることが少なくなります。
ある程度煮込めたら放置しましょう。
また、汁物は先に作ることで具材からの「旨味」が出ます。
先に作ってしまって、一度冷えたら旨味が増すので放置しましょう。
サブを作る(レンジを使う)
続いて「サブ」の料理に移ります。
まずはレンジに使う具材をカットしましょう。
汁物や具材のカットの間に肉、魚の解凍が終わっているはずです。(終わってなかったら、メインに移りましょう)
そしてレンジに放り込みましょう。
レンジを休ませてはいけませんよ。
ポチっと押して放置です。
メインを作る
レンジの解凍が終わって、サブの食材カットが終わったら、メインの食材をカットします。
この手順で料理すると、野菜を切ってから肉を切るので包丁やまな板を洗う必要がありません。
具材を切ったら、調理しちゃいましょう。
炒め物、揚げ物などはレンジの間に実施しましょう。
基本的には、「フライパンを使うものは料理の最後に実施する」と覚えましょう。
炒め物、揚げ物の間にレンジが終わっても、手が離せない時はレンジに放置しましょう。
レンジが「ピーピー」騒いでいる時は扉だけ開けましょう。
※例外として、メインが煮物の場合はレンジの前にやりましょう。煮物は弱火で放置です。
洗い物をする
炒め物や揚げ物、煮物などを放置している時間がある場合は、洗い物をしましょう。
食器を食洗機に放り込む、小物を洗うなどご飯の後を大量の洗い物を残さないようにしましょう。
料理中に洗い物をきっちりできるようになったら、熟練の域です。
「遠足は帰るまで」と同じように「料理は洗い物まで」です。
味付けタイム
汁物は煮込み終わり、サブはレンジでチンした状態です。
一気に味付けをしてしまいましょう。
味噌汁なら味噌を入れる、コンソメスープならコンソメの素を入れる。
サブはめんつゆなどでお好みの味付けにしましょう。
一気に味付けするので、調味料を出したり、片づけたりする手間も省けます。

サラダを作る
最後にサラダを作ります。
レタスを手でちぎる、カット野菜など簡単なものを使いましょう。
ドレッシングでかけるだけで美味しくできます。
美味しくなかったらドレッシングが悪者です。
見た目が気になる方はトマトやコーン、ゆで卵を使いましょう。
コーンは冷凍が便利です。
30分で一汁三菜の裏技

続いて30分で夕飯を作るための裏技を紹介します。
裏技は言い過ぎで、小技くらいかもしれません。
期待しすぎ注意です。
サブか汁物は二日分まとめて作る
一汁三菜の料理全てを作るのは非常に大変です。
なので、2日連続使えるものなどは使い回すようにしていきましょう。
具体的には、「汁物やサブどちらかを2日分を一度に作って、二日連続使う」と良いでしょう。
メインを2日連続使ってもいいですが、メインが続くと手抜きに見えるのでオススメしません。
サラダはカット野菜や冷凍
サラダや野菜炒めで切るのが面倒臭い時は、カット野菜を使いましょう。
カット野菜を袋から取り出して、使えます。
「カット野菜は栄養が・・・」とか言う人がいますが、「サラダを食べないよりマシ」の精神が大切です。
千切りがうまくない私などは、非常に重宝します。
冷凍のカット野菜なら日持ちしますよ。
フライは惣菜や冷凍食品
メインの裏技としては、惣菜や冷凍食品を使うことです。
特にメインが「フライ」の場合は卵をつけてパン粉をつけて、やっと揚げ終わると洗い物だらけになります。
処理も困るので非常にめんどくさくなります。
フライは冷凍か惣菜を買いましょう。
冷凍のフライは優秀すぎてビビります。
サブは出したら終わりメニュー
サブの裏技は「出したら終わり」のメニューにすることです。
例えば、冷奴やキムチ、漬物などはお皿に出したら終わりです。
調味料は、「お好みでかけてくださいスタイル」にしましょう。
「料理と呼ぶのか」とかくだらない事言わせません。
洗い物を減らすならサブのまな板
洗い物を減らす裏技はサブのまな板、包丁を用意することです。
煮物で肉や魚を先にまな板、包丁を使うこともあります。
包丁とまな板を使って、洗ってまた使うはめんどくさいのでサブを使いましょう。
基本的には使わないことも多いので、かさばらないものを買いましょう。
夕食を一汁三菜にするメリット

栄養が偏らない
夕飯を一汁三菜にするメリットを時間以外の面で紹介します。
正直、メインと汁物だけで生きていくのには困りません。
ただ栄養が偏りやすいです。
基本的には、野菜が不足しがちなので食物繊維が足りず、便秘気味になりやすいです。
一汁三菜で栄養が偏るなら、メニューを見直したほうがいいでしょう。
作れる料理のメニューが増える
毎日一汁三菜を作ることで作れるメニューが増えます。
作れるメニューが増えることで、自分自身、家族、友人に飽きない料理を作れます。
「1品完璧な料理人」より「100品大体作れる料理人」のほうが家庭料理では優秀です。
レパートリーを増やしていきましょう。
同じ献立を作りにくい
一汁三菜で「全く同じ献立」は作りにくいです。
つまり料理に飽きません。
例えば、汁物5種類、サブ10種類、メイン10種類、サラダ5種類を作れるとします。
この時の献立の組み合わせとしては、単純に掛け算で5 × 10 × 10 × 5=2500通り存在します。
2500通りの献立は毎日夕飯を作っても、7年間ぐらい同じ献立は存在しません。
もし仮に「今日の献立は7年前と同じだね」と言う人がいればその人はかなりレアです。
7年前の献立なんて覚えていないですよね。
基本的には言うわけはありません。
実際はサブやメインの数がどんどん増えることになります。
最初から30分で一汁三菜でなくてもいい
最後に今回の記事の補足をします。
30分で夕飯を作るといっても、最初は30分以上かかっても問題ありません。
もちろん、一品少なくても問題ありません。
「少しずつ慣れていくこと」が大事です。
今までより「1日5分」夕飯を作る時間が早くなれば、1ヵ月で150分=2.5時間縮めることができます。
2.5時間あれば本一冊読むことができます。
毎日の積み重ねで大きな成果が得られるようになります。
日々の夕飯を少しでも短く楽しく作っていただけることを願っています。
皆様の良い夕飯ライフになることを願っています。
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