- 毎日家事をする方
- 家事の時間を短縮したい方
- 効率化に興味がある方
皆さんは家事の効率化をしていますか?
毎日する家事だからこそ、効率化すると大きな効果を生み出します。
効率化とは「短い時間で成果を出すこと」を指します。
なので、家事の効率化は、「家事を短時間化させる事」が目的です。
決して、家事をサボって短くする事ではありません。
今回は家事の効率化の方法を紹介します。
家事を効率化する理由

家事効率化は気楽に始めましょう
皆さんは「家事の効率化」と聞いて、何を感じますか。
「そもそも効率化って何?」
「めんどくさいことでしょ。」
「やっても意味ないよ。」
などでしょうか?
「家事の効率化」といっても、難しい話ではありません。
大した事じゃないので楽に考えて効率化を進めていきましょう。
家事の効率化とは
まず初めに「効率化」についてお話しします。
効率化とは「短い時間で成果を出すこと」を指します。
なので、「家事をサボること」ではなく、「家事をうまくやる」に近いです。
もちろん、同じ今までと同じ時間家事をやれば、もっとキレイに掃除できたり、美味しい料理を作れるようになります。
家事の効率化の効果
では、家事を効率化をすることによる「効果」はどの程度でしょうか?
効率化といっても、いきなり「家事を1時間短縮します」など大きな変化ではありません。
効率化1個あたり、5分位の小さな改善を繰り返していくことになります。
「家事の裏技を聞きたかった」と言う人には残念ですが、お伝えすることができません。
ですが、家事にはたくさんの種類があります。
料理、掃除、洗濯、また名もなき家事を含めると何十いや、何百と言う種類の家事があります。
ちょっとずつ短時間でできるようになると、大きな成果になります。
例として、料理、掃除、洗濯の効率化をして1種類10分減らすとします。
そうすると、30分なので毎日30分の時間を増やせます。
毎日すると、1ヵ月で15時間になります。
15時間を確保できると思うと、とんでもない時間短縮ですよね。
家事を効率化することは、とても意味があることがわかったと思います。
料理の効率化

効率化の内容に移っていきましょう。
まずは料理の効率化から。
料理の時間短縮の方法は2つあります。
- 料理上手になる
- 料理をしないこと
料理上手になる
まず、料理が上手くなることからです。
これは勉強すること、レシピを増やすことによって料理を上手くなることができます。
料理の勉強は動画やアプリ、本で美味しそうなレシピを見ましょう。
楽しく勉強することが大事です。

ただ、知識を増やしても、経験には敵いません。
経験を増やすには、料理を毎日作るようにしましょう。
料理を作る回数で料理のうまさは決まります。
「料理毎日作りたいけど、続かない」という人は何か目標を立てましょう。
- いろいろな料理を作れるようになる
- 節約する
- 筋肉レシピを作る
- 健康レシピを作る
なんでもいいので、目標をたてて毎日料理する癖をつけちゃいましょう。
だんだん楽しくなりますよ

料理をしない

次に料理をしないことです。
- 外食をする
- 出したら終わりのメニューにする
- 冷凍食品を使う
外食はもはや家事ではないので、省きます。
出したら終わりのメニューは、納豆、豆腐、キムチなどがあります。
買って、お皿に出したら一品完成です。
冷凍食品は「野菜」「フライ」がお勧めです。
枝豆やほうれん草、ブロッコリーなど冷凍野菜を使いましょう。
解凍と少し料理をするのでサボった感覚にはなりにくいのも魅力的です。
朝食の効率化

朝は非常に忙しいです。
そんな中、朝食を毎日作っていると言う事は素晴らしいことです。
ですが、朝食は非常に楽なものがたくさん売られています。
それらを使って、便利に朝食を準備しましょう。
お勧めのものは、プロテイン、フルーツグラノーラ、バナナです。
これらは準備するのに1分あれば充分です。
今まで朝食を作るのに、10分、20分かけていたものを1分でできるなれば、大きく効率化できます。

昼食の効率化
昼食は、平日はお弁当、休日は簡単な料理で済ませることがお勧めです。
お弁当は、夕食の残りをメインとしてスペースを埋めましょう。
スペースを埋めるために便利なものは、ちくわ、ミニトマト、ブロッコリー、冷凍食品です。
冷凍食品は「自炊したほうが安い」と言う意見もあると思います。
ですが、入れるだけなので効率化の面から見ると非常にお得です。
休日は簡単な料理にしましょう。
チャーハン、パスタ、インスタント食品などです。
フライパン1つと簡単な汁物を1つをつければ、休日のお昼ご飯としては充分です。

夕食の効率化
夕食は短い時間で作るようにしましょう。
目安は一汁三菜を30分です。
作る順番は汁物、レンジ、フライパン、サラダの順番です。
レンジや汁物など放置しておけるものは放置しておきましょう。
またサブメニューや、汁物は2日分作って2日連続で食べましょう。
またメニューを増やすなら調味料の組み合わせを覚えて1階1階の料理を楽にしましょう。


「もうメニューを決めるのも嫌」という方は、オイシックスを使ってみましょう。
野菜セットに加えて、レシピも入っています。
メニュー通りに作るだけなので、簡単においしく作れますよ。
料理の片づけの効率化
料理に洗い物はつきものです。
毎日洗い物をするのは非常に大変なので、食洗機を買って少しでも楽に家事をできるようにしましょう。
または夕食などは準備を含めたボールなどを加えると、食洗機に全ては入りません。
なので料理をしながら空いた時間に少しずつ洗いましょう。

掃除の効率化

掃除の基本は5S
掃除の効率化の基本は「5S」です。
5Sとは
- 整理 (Seiri)
- 整頓 (Seiton)
- 清掃 (Seiton)
- 清潔 (Seiketsu)
- しつけ(Shitsuke)
ローマ字の頭文字「S」5つを取ったことを指します。
家の5Sを一つずつ紹介します。

家の整理
まず整理は、物を減らすことからです。
「1年以上使っていないもの」は処分しましょう。
1年使っていないのであれば、今年も使わない可能性が高いです。
捨てるのがもったいないと言うのであれば、お金に変えましょう。
メルカリやハードオフで出品するといいと思います。
特に、ゲームや本は比較的高く売ることができます。

家の整頓
整頓は使いやすい場所へ移動させることです。
まずは使いやすい場所を決め、使いやすい位置に戻すようにしましょう。
毎日場所が変わるリモコンは、使いにくい位置にあるから場所が変わってしまいます。
リモコンポケットを使って、使いやすい位置に固定できるようにしましょう。
どうしても位置が決まらない場合は、スマホでリモコン操作ができるようにしましょう。
nature remoを使えば、スマホがリモコンに変わります。

家の清掃
清掃は、掃除しながら常に使えるように点検することです。
キッチン道具や包丁などは、元の位置に戻すだけでなく、常に切りやすい状態使いやすい状態にしておきましょう。

家の清潔
清潔は日々掃除をすることです。
非常に汚れた状態から掃除をするのは大変です。
ですが、ちょっと汚れたところを拭き取るだけであれば簡単ですので、面倒でも少しずつ手入れするようにしましょう。

家のしつけ
しつけは整理、整頓、清掃、清潔を習慣化することです。
掃除は曜日で場所を決めること、また時間も決めると楽にできるでしょう。
タイミングに関しては後述します。

掃除の自動化

掃除は5Sだけでなく、自動化で効率化しましょう。
アイテムとしては、まず自動掃除機を使いましょう。
自動掃除機を使うだけで、掃除機をかける1日10分程度を削減することができます。
掃除できない部分だけは、自分で掃除するようにしましょう。
特に細かい部分は掃除できません。
またはトイレ掃除は流すだけできれいにできるようにしましょう。
ブルーレットなどがお勧めです。
また、お風呂掃除の際に足が濡れてしまうとタオルの掃除洗濯が増えますので極力足を濡らさないように笑の長いブラシを使って掃除をしましょう。
お風呂マットも掃除、洗濯しなくていいように珪藻土を使いましょう。
洗濯の効率化

続いて洗濯の効率化に移ります。
洗濯の作業は洗濯、干す、畳むの3つに分けられます。
洗濯は洗剤を自動で入れてくれる洗濯機などを使用すると便利です。
洗濯の作業をなくす
まず「干す」をなくすから。
干すをなくすためには乾燥効果が高いドラム式洗濯機を使いましょう。
ドラム式洗濯機を使うことで、洗濯から乾燥まで連続して行ってくれます。
続いて「たたむ」をなくす方法です。
これはドラム式洗濯機を買うお金がない場合に役に立ちます。
たたむをなくす方法としては、洗濯物をかけっぱなしにすることです。
物干しセットを2つ用意し、1つは洗濯を干す用、もう一つは洗濯を取り出すようにしましょう。
交互に使っていけば畳まなくていいです。
また、同じものはカゴに入れておくだけにすると言う方法です。
特に靴下やパンツなどの下着類は、たたまずにカゴに入れておくだけにしましょう。
下着は見られる部分ではありません。
特に靴下は10足程度同じものにして、ただ箱から取り出すだけというのは便利です。
服を選ぶ手間も省けます。
洗濯の作業を楽にする
洗濯の効率化のもう一つの方法としては、作業を楽にする方法です。
まず干すを楽にする方法としては「10連ハンガー」「物干しハンガー」です。
一度に干す、取り込むが可能です。

名もなき家事の効率化

名もなき家事とは電気をつける、カーテンを開けるなど本当に些細な家事のことです。
- 電気をつける
- 料理のタイマー
- 消耗品の注文
これらは、アレクサを使って家事を楽にしましょう。

家事を心理的に効率化する

家事の効率化の上で作業自体を楽にする事は紹介しましたが、次は心理的に効率化にする方法です。
心理学的には「何かを決める」という事は人間にとってストレスです。
なので、決めることをしない、
つまり「仕組み化して決断をとにかく少なくする」ということが家事を楽にするためでは重要です。
家事のタイミング
仕組み化はタイミングとやり方を決めましょう。
具体的にタイミングでは、曜日ごとにやる家事を決めてしまいましょう。
- 水曜日はトイレ掃除
- 金曜日は洗面台掃除
- 日曜は庭掃除
また、家事をするときは何かをセットにするということも楽にすることができます。
- 皿洗いと台所掃除
- 掃除機とゴミ集め
家事を体で覚える
また家事に慣れるまでは大変ですが、考えながらやると言うよりは体で覚えると言うことも大切です。
少々体育会系的な考え方ですが、これは数をこなさないとできません。
頭で考えながら作業している事は必ずミスをします。
体で覚えて勝手に動く位になるまでは、ミスが増えてしまいます。
覚えるまでは、作業リストを見える位置にメモで貼って、やったことを確認してから作業終えるようにしましょう。
何かをしながら家事する
家事単体で効率化して作業するだけではなく、何かをしながら家事をするということで「人生全体の効率化」をしましょう。
家事しながら何かを聞くことがオススメです。
聴きながら家事はアレクサとするのがオススメです。
家事しながら聞いて、知識をつけながら、家事をできるようにしましょう。

家事の効率化は少しずつ

最後に効率化の考え方について、少しお伝えします。
効率化は少しの改善の繰り返しです。
これはトヨタなどのメーカーの考え方と同じです。
私はメーカーで働いており、会社で学んだ改善活動を家事の改善に取り入れています。
実際、改善は小難しいことではなく、「もっとこうだったらいいのにな」と思って、いい方法を調べるだけです。
小さな改善を繰り返して、大きな成果を得る、これはどのメーカーも生産性を向上するためにやっていることです。
改善できる点があればどうやったら改善できるかを考え実施し、それを仕組み化できるようにしましょう。
もし万が一、改善に失敗した場合は元に戻すだけで良いですので、ぜひ毎日ちょっとずつ改善を進めてみてください。
皆さんの良い日時ライフになることを願っています。
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